高校3年生

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   ホームルームの時間に、あるクラスメイトの一言でみんなは盛り上がった。         藍「ねえねえ美季!卒業旅行だって!どこ行きたい?」   『私はあんまし行きたくないなぁ~。藍は行きたいの?』    机に頬杖をつきながら、私の前の席でハイテンションで語りかけてくる西野藍     藍「もちろん!卒業旅行って一生に1回だけだよ!?」    あまり話し合いに乗り気じゃない私と、とても楽しみにしている藍。      話は着々と決まっていき、旅行の場所は“オーストラリア”に決まった     『え、海外!?』   藍「よっしゃー!」   『藍‥海外とかだるくない?』   藍「全然♪早く行きたいなぁ~」     優太「よぅ…」   『あ、優太と洋平‥』   洋平「美季元気ねーなー!」    私と幼なじみの伊藤優太と仲のいい友達の片瀬洋平     優太「どうせ美季はだるいとか言って行きたくないんだろ?」   藍「おぉ!やっぱ優太は美季の幼なじみだね!」   洋平「なんで行きたくねぇんだ?」   『なんとなく。洋平は藍と同じでしょ?』   洋平「そうだな、俺も楽しみにしているぞ」     私達は一緒の班になることを決め、先生と学級委員長の話を聞いていた     .
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