nursery storys

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「ちなみにお客様は、新規なので本社の成績トップレベルが今、低価格でご奉仕させていただけますよ!」   冬美は、困惑を隠せなかった。 「あの、・・・・その方に頼むと絶対大丈夫なんですか?」  蓮見は、飛びっきりの笑顔で答えた。 「ええ、その点でしたら大丈夫です。万が一何か問題があれば社で解決するので。 そうですね、そうなると、当店オススメは『赤頭巾』と『灰かぶり』です。」 冬美は、意味不明である。 「『灰かぶり』『赤頭巾』?」   蓮見は、冬美にまた別の書類を見せた。  「本店は依頼を2人1組で担当させておりまして、そのコンビにコードネームが付いているんです。 まあ、会社の名前がお伽話なのでコードネームが童話からとっているんですよ。 ちょっと、仕事とあいませんけどね。 で、これが成績順一覧表です。」 「はあ・・・。」  てきぱきと話す蓮見に対し、冬美は、腑抜けた返事をしてその書類を覗き込んだ。
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