30人が本棚に入れています
本棚に追加
私の目の前がまばゆい閃光に包まれると大きな音をたて、私が作ったタイムマシーンが現れた。
タイムマシーンの扉が開く。
向日葵がニコニコして私の顔を見ながらタイムマシーンから顔をだす。
「おじいちゃん!」
「おー、向日葵!帰って来たのか!…」
「うん!おじいちゃん!2035年から、これ持つて来ちった。」
向日葵がタイムマシーンの中から、大きく足を広げ腰を低くしてジュラルミンケースを持ち降りてくる。
「これ、重いんだよ!」
ドス!!
カチャ!カチャ!
向日葵がジュラルミンケースを開けると12本の強化ガラスに入った高濃度プロトニュームが入っていた。
「おじいちゃん!これ見て!プロトニュームX330Bっていって2035年では、これ1本で宇宙まで行けるんだよ!」
「…これは高濃度プロトニュームじゃないか!!」
「だから、そう言ってんじゃない…」
「あ…そうだったな…」
最初のコメントを投稿しよう!