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今宵の星空は、美しい。
ああ、愛しき人よ
どうか今すぐに逢いに来て
こんなに美しい星空を見ているのに、一人寂しいから、空に君への恋文を書けたらなと思った。
フワッと何かを体に掛けられ、そっと優しく包み込まれ、少しびっくりして振り向けば
「...陽沙(ひさ)。風邪、引くぞ!」
ぶっきらぼうに言う君がいた。
そんな君に逢いたいと願う心が、君に届いたのかな?
「...夜月。一緒に星を見よう!」
君は、呆れてしまうだろ。
だけど、こんな綺麗な星空だから、君と見たい。
君は、何時もと同じように私の隣に座り、ホットココアを私、一枚の大きなブランケットに入り、一緒にこの星空を眺める。
二人だけの特別な時間を君と今宵も過ごす。
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