愛と美の神

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そんな中、美羽は真剣な顔をして言い出した。   「それで…昼の話…」 「天界でハデスは我々、オリンポス12神を良くは思っていなかった。   『自分が12神の一人になるはずだったのに…』と。   そんなハデスは12神の一人を天界から追放しようと企んだのだ。そこで我々は下界に降り、仮の姿でいることにしたのだ。 しかし、仮の姿は即ち別の人格ということなのだ。だから、覚醒させ、いつハデスが仕掛けて来てもいいように態勢を整える必要があったのだ。」  
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