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下駄箱まで行くと、
「春樹ー!ストップ!」
元気の良い大きな声がした、
~それが、、始めて聴いた君の声だった。
その声がする方向に二人そろって向いて見ると、
少し息を切らした女の子が階段を下り、こちらに向かって来た。
「んだよ、鈴か。で、何?」
春樹は、その子に話かけた。
「んだよ、じゃないわよ。春樹、教室に筆箱置きっぱなしで帰るな!」
そう言って女の子は筆箱を春樹に手渡した。
「あ、悪い!サンキュー。」
春樹はその筆箱を受け取り鞄に入れた。
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