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奴良組会議――
ぬらりひょんを中心として妖怪の代表たちが集まり会議が行われていた。
「回状を廻せという指示は破門した組の者が言っても何の意味もない」
「それはリクオがまた妖怪になったというのにそれをよしと思っとらん奴なんじゃろ―のぅ･･･」
「そりゃそうでしょ」
達磨のどちらの味方をしているのか分からない発言に突っ込むぬらりひょん。
早急に組を立て直さねばならないと言う達磨の意見を聞き、牛鬼組組長である牛鬼にぬらりひょんは意見を求めた。
「彼の能力は疑いようがないのです･･････しかし覚醒しても一日の四分の一しか妖怪になれないというのもまた事実。ゆっくりと考えていきましょう」
牛鬼の先送りにするという発言にひそひそと不満を言い合う妖怪たち。
そんな組長たちを見ながらもぬらりひょんは何も言わず、代わりにカラス天狗に密かに探りを頼んだ。
その時、ある問題を提示してきた者がいた。
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