~第2章~

9/9
前へ
/64ページ
次へ
余談だが、あのあとが大変だった。 突然ランポス達が現れ、リオレウスを食べ始めた。 それを振り払おうとしたが、私にはその力はなく、ただ、その光景を見つめるしかなかった。 しかし、またあの大きな羽音が近づいてきた。 ……リオレイアだ…… 私はなりふり構わず、村に逃げ帰った。 数日後、あの場所に行ってみたが、リオレウスの姿は無くなっていた。 リオレイアが持っていったのか、ランポス達に食べられたのかは定かではないが、今でもあの王者はリオレイアと一緒にいると信じたいものだ。
/64ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加