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「私はメリーと申します。
突然、このようなことになってしまい大変失礼いたしました。
私の村はここより東にある
-ニッシュ-。
ご存知でしょうか?」
どうやら村長は知っているようだ。
ニッシュという言葉に「ほう」と相づちをうつ。
「あれは昼過ぎのことでした、みんなは普段通りに仕事を始めました。
少しして、1人の村人がおかしなことに気付きました。
午前中に収穫し、畑に積んでおいた作物が少なくなっていることに。
始めはサルや猪とかと思って、あまり気にしなかったのですが…突然、村人の前に1匹のランポスが飛び出してきたのです。
どうか…どうか、お願いします。
私の村を救ってください…」
そう言うと、そのまま気を失ってしまった。
村長は相当悩んでいたが、
「あのご婦人の村はこの村からそう遠くはない。
ランポスたちが我々の村に来るのも時間の問題じゃろうて、行くしかあるまい。
ザロイよ、この依頼を頼んだぞ。」
と私に討伐の依頼を任せてくれた。
一般的にハンターは食料の獲り方、アイテム知識、地形の調査を十分学習して、ランポスなどの討伐へと依頼をこなしていくものなのだが…
いきなりランポスの討伐というのはあまり前例がない。
奴らの動きは俊敏で群れで狩りをすることが多く。
肉食動物の中では比較的弱いモンスターに分類される。
しかし、戦う術を持たない人間などひとたまりもない。
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