第四章
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永斗は止まらずに、階段をのぼって行く。 そして、着いた場所は屋上だった。 ギギィ… 錆びた古い扉をあけると、 そこには綺麗な空がひろがっていて、 静かに吹く風は なんとも心地良かった。 永斗は、一番奥のフェンスに寄りかかって座った。 禀もそれに後から着いて行き、 少し離れた所に立った。 .
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