第四章

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…~♪ リン「あ、チャイム鳴ってる…」 エイト「…もうそんな時間か…」 チャイムが鳴っているのに、 禀はなぜか教室に帰りたくなかった。 エイト「じゃあ、俺先に教室戻るカラ…」 リン「あ、はい。私も教室行かなくちゃ…」 エイト「あ、そだ。お前携帯持ってる?」 リン「?はい…。て、あーッ!!教室に置いてきちゃった…(涙)」 エイト「……フ、フフフ…アッハハハ!!」 急に永斗が笑いだしたため、禀は恥ずかしかった。 リン「す、そんなに笑わなくても…」 エイト「ハハハッ…お前見てると飽きねぇ…放課後、教室で待ってろ。迎えに行ってやるカラ。そん時は携帯忘れんなよ?じゃな」 リン「え、あ、わ、分かりました…」 禀のその言葉を聞くと、 永斗は右手を挙げて屋上を出て行った。 禀は、また放課後に永斗に会えるのが待ち遠しくて仕方がなかった。 .
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