第五章

2/11

24人が本棚に入れています
本棚に追加
/39ページ
禀が教室に入ると、 沢山の女子カラの質問攻めだった。 「若月様とどういう関係なの!?」 「どんな事を話されたの!?」 「あなたばっかりズルイわ!!」 「永斗様はみんなの憧れなのに!!」 ズキン…ズキン…… 禀は彼女らの言葉に深く傷ついた。 ミカ「はいはい、そこまでだよ!!禀が困ってる。」 女子の中で、美香だけが禀を助けた。 ミカ「禀、大丈夫?禀を助けたのって若月先輩だったのね。」 リン「…うん。美香チャンも先輩の事知ってるの?」 ミカ「当たり前じゃん!!この学園の生徒会長で、あの若月グループの御曹司なのよ!?この学園の女子ならみんなが知ってる王子様的存在なんだから!!」 リン「へ、へぇ……💧」 禀は心の中で、「本当にみんな騙されてるんだ…」と思うのだった。 .
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加