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窓の隙間から入り込む光が、私を深い眠りから目覚めさせた。
砂漠の気候のせいか被っていた布団の暑さに耐えきれず、バッと飛び起きる……。
「うわー、暑い……。」
ポツリと呟き部屋におかれた時計を見る。
8時だ。まだ時間があるのを確認した私は、風呂場へ向かった……。
身体中にまとわりつく熱を冷ますように、少し冷たいシャワーを浴びる……。
ジャージャーと水の音だけが響く部屋に、昨日と同じ寂しさを感じる。
「鈴……絶対見つけるから、待っててね!」
そしてお礼が言いたい。私を守ってくれたことに……。
いつも側にいてくれることに。
私は風呂場から出ると少し早く下のロビーへ向かうことにした……。
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