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京都駅につくと私達はすぐにタクシーに載って、世良さんの言う、京都のタコ焼きを食べに行った
小さなお店で外に小さなベンチやらがある
私達はそこに座るとタコ焼きを食べた
『あ…キャベツとかネギとか紅生姜が入ってる。うん!美味しい』
『だろ?これと動物園のとは比べちゃダメだ。ここは専門の店なんだから』
『あれはあれでまた美味しいんですよ』
でもこんなに美味しいのは初めてだ
京都は懐石しかイメージなくて…さすがだな世良さん
『旅館のチェックインまで時間あるからどこかいく?』
『寺とかですか?』
『八坂に行きたいです』
『いいよ。近くに美味しいパスタの店あるからお昼ご飯はそこにするか?』
『世良さんにお任せします』
私達またタクシーに乗り八坂にむかった
GWとあって人もおおけりゃ車も…
『サンデードライバーさんも多いよって混んでますな』と運転手さんが言った
『迂回できたらしてください。おてのものでしょ(笑)』と世良さんはニヤリとした
『そうですか…ほないかしてもらいますわ』と運転手さんも嬉しそうに車を横道に入らせた
いきなり運転が荒くなりぐるぐる狭い道を走りだす
『きゃあぁ!酔う~』そんな私を尻目に世良さんと運転手さんは楽しそうに談笑してた
でも渋滞から逃れ、早くに八坂についた
『京都の運転手は乱暴な運転するんだ(笑)中々おもしろいだろ?』
『世良さんは私が困るとこ見てるの凄く嬉しそう…』
『しかたないよ。俺は超ドSだもん。ドSの緋代ちゃんの困った顔は堪らないね…今晩は抑えられるかな』
『何いってんですか!早く行きましょうよ』
本音言うと…襲われたいなと思った。でもこの人はしないだろうそうも思った
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