魔の刻印

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「デザートハンド!」 砂が手となりナイツを襲う。 ナイツ「衝波剣・双刃!」 デザートハンドや火炎弾を属性魔法という。 鳥籠みたいに属性魔法と剣術を合わせた魔法を剣魔術という。 剣だけを使う魔法とは異なったものを剣術という。 ナイツが短剣を2回振ると衝撃波が発生した。 衝撃波は砂の手を斬り裂いた。 ナイツ「はぁぁぁぁぁ!」 ナイツの短剣が敵の心臓を貫いた。 ナイツ「これで・・・全部か?」 ファラ「きゃぁぁぁぁぁ!!」 ナイツ「ファラ!?」 ナイツは走った・・・ ナイツ「ファラ!!・・・あっ・・・」 ナイツの目に映ったのは白銀の毛が鮮血に染まって倒れているヘヴンの姿だ。 ナイツ「ヘヴン!」 「おやおや?ナイツ様ではありませんか?」 ナイツ「シャドー!?」 このシャドーという男はアダンの右腕と呼ばれる貴族。よくナイツと剣の修行をした。シャドーの武器は大鎌・終焉(しゅうえん)。 シャドー「生きていたのですか?」 ナイツ「あぁ・・・」(こいつはまずい・・・) シャドー「ここまでの旅・・・ごくころう様でした・・・ドッペルゲンガー」 ナイツ「まずい!逃げろ!」 ナイツはそう叫ぶとヘヴンとファラを背負い全速力で走った。 シャドー「ククク・・・鬼ごっこですか?」 そこにはシャドーが2人1人は本物、もう1人は全身真っ黒で目だけが赤く光っている。 シャドー「瞬歩・・・」 シャドーは消えた・・・
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