プロローグ

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「オギャァァァァオギャァァァァ」 ザムゲイズ家の屋敷に響き渡る赤ん坊の泣き声。 ?「おぉ!生まれたか!?」 1人の男が満面の笑みを浮かべて赤ん坊に近寄る。 ?「はい、旦那様!」 メイドが男に赤ん坊を渡す。 この旦那様と呼ばれた男はザムゲイズ家頭首、アダン・ザムゲイズだ。 アダンに赤ん坊を渡したメイドの名はハレビー・ドイラン。 ドイラン家の人間は代々ザムゲイズ家に仕えるのが決まりだ。 アダン「よくやったな!!本当によくやったぞ!カナメ!」 カナメ・ザムゲイズ。アダンの妻だ。 カナメ「えぇ!」 アダン「お前が名前を決めろ!」 カナメ「いいのですか!?」 アダン「あぁ!」 カナメ「・・・ナイツ・・・ナイツ・ザムゲイズ!」 アダン「ナイツ・・・いい名だ!」 ハレビー「このハレビーもうれしゅうございます!」 アダン「ありがとう!ハレビー!」
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