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獅死の森は不気味だった。
ナイツ「とっ父さん!・・・・・・」
一応ナイツは腰に短剣を付けていた。
先へ進むとアダンがいた。
ナイツ「父さん!!」
アダン「飛べない鳥は・・・必要ない・・・」
ナイツ「え?」
アダン「剣魔術・鳥籠!」
鳥籠・・・それは相手を闇で覆い、視力を奪った後に無数の剣が四方八方から襲ってくる魔法だ。
アダン「さらばだ・・・飛べない鳥よ・・・」
ナイツ「父さん!!父さんどこ!?」
グシャ!
ナイツ「がぁぁ!!」
ナイツの背中に大きな切り傷が出来た。
ナイツ「痛い・・・痛いよ!!助けてよ!助けてよ父さん!!」
本当はわかっていた。この魔法は父さんのものだと・・・
ナイツ「いやだ・・・死にたくない!死にたくない!!」
再び無数の剣が襲いかかる。
ナイツは腰の短剣を抜いた。
これがアダンの誤算だった。
ナイツは魔法が使えない。しかし剣術はアダンすら凌駕していた。
ナイツ「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
剣と剣がぶつかる。
その頃アダンは獅死の森をぬけていた。
アダン「すまんなナイツ・・・」
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