1話

7/15
前へ
/91ページ
次へ
バタンッ…ハァ…ハァ… な…なんなんだあの男!!!! スピード半端ないし、気配感じさせないし… 投げたけど、あいつもかなり強い…… 私は部屋の入り口に背中を預けて座り込んだまま、考えていた 寮部屋は入り口から真っ直ぐ廊下があり、その左右に1部屋ずつの私室 廊下の奥にはキッチンとリビングがある 入り口からみて右が私の部屋で、左がルームメイトの部屋だ そういえば、ルームメイトはまだ起きてないみたいだけど…今何時…? ふと腕時計を見ると 8:00 ………………… 学校って8:20からだったよね? なんでこの時間に起きてこないんだろ…… 起こしてあげたほうがい…… ジリリリリリリッ!!! ビクッ!! びっくりしたぁ… ルームメイトの部屋からものすごい音がして、びっくりしていると続いて…… ゴンッ!! なんだか痛そうな音が聞こえた 私が入り口で固まっていると、しばらくして左の部屋が開いた その部屋から出てきたのは茶色のセミロングの髪に茶色の瞳 155cm程度のなんとも可愛らしい女の子だった
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

605人が本棚に入れています
本棚に追加