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「死神には、人間が犯した罪だとかが、見えるのか??」
「見えるわけない。」
あーあ。
ピシャリと否定された。
「只、その人間の背負っている、《負のオーラ》みたいなものは見える。」
へぇー。
あんな綺麗な目で、一体どんな黒い世界を見てきたんだろう。
いや、見ているんだろう。
もしかすると
少しでも明るく見えるように
瞳は翡翠の緑なんだろうか……。
いやいや、
ロマンチスト的な考えすぎた。
俺には似合わない考えだな。
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