†+出逢ィ+†

20/22
前へ
/118ページ
次へ
「何処へ??」  「アイツが…待ってる。」 上手く、笑えただろうか。 苦笑にしかならなかった気がする。 祁美は階段から、その白髪を靡かせながら ゆっくり降りて来た。 「面倒臭い奴を選んだものだ。」 「え??」 通り抜けざまに、ポツリと言ったその言葉の意味を知るのは まだもう少し、先の話。 →
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

178人が本棚に入れています
本棚に追加