†+出発+†

2/7
前へ
/118ページ
次へ
「祁美はいったい何年生きてんだ??」 「明日で丁度520年になる。」 明日…… 「お前……アイツの生まれ変わりだなんて言うなよ?マジで。」 洒落にならねぇよ。 「アイツが誰だかは、分からんが、そいつは500年以上生きてるのか??」 あ、いや…。 流石にねぇよな、いやぁビックリした。 「もしかして、今から墓にでも向かっているのか??」 「そ-そ。お見事大正解~。」 大袈裟に両手を広げて言った。 その時、回りからの蔑むような視線に、ハタと気付く。 →
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

178人が本棚に入れています
本棚に追加