入学

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「...」 目の前に立ちはだかる大きな門。 アリス学園だ...。 仮面をつけた黒づくめの人に案内され私は学園へと入った。 それから制服を渡され、私は教室へ案内されることになった 担任は鳴海と言うらしい。 派手で金髪のカマみたいな男だ。 「じゃあ呼ぶまでまってねVv」 言葉の最後にハートがついてそうな男だ。苦手かもしれない。 「転校生はお楽しみってやつか...」 静かなろうかに彩恵の声が転がった。 「入ってーVv」 ガラガラ...。 扉を開けると痛いほどの視線を感じた。 とりあえず自己紹介だよな...。 「七星彩恵です。よろしく」 ペコッと軽くお辞儀をし、鳴海に私の席は?と言う視線を送った。 鳴海には伝わったらしい。 「彩恵ちゃんの席は...棗くんの隣だょVv」 誰だ....。棗って誰だ...。 「あの子だよーVv」 鳴海が言うには赤い目の少年らしい。 とりあえず席についた。 すると鳴海は教室から静かに出ていった 。 その瞬間クラスが騒がしくなった。 「アリスはなに?」 「記憶と破壊と植物操作」 「星階級は」 「スペシャル」 ザワッ。 {えーうそ!すごい! ありえねー。} 一気に教室がうるさくなった 「能力別クラスは?」 「...危険能力けぃ...?」 すると隣の席の子が反応した。
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