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「技術系か危険能力けぃっていわれた」
するとまた隣の子がぴくりと反応した。 なんか面白いなぁ...フフッ
「あっつぎ能力別クラスやん~」
すると、みんなはクラスに移動するためかたびたび散っていった。
私にも技術系の子が声をかけてくれたが、危険能力系に行くつもりなので断った。
教室には隣の子と私だけだった。
「ねぇ君も危険能力系?」
沈黙も気まずいので私は声をかけた。
「...」
隣の子はただ小さく頷くだけだった。
そして、隣の子の赤い目はすごく、すごく、悔しそうで、冷たい目だった。
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