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そこにヒーロー(?)登場
「準!ヤバそうだぞ!!早く走れ!」
「新くん…ハァハァ…僕、運動苦手だって…言いましたよね?」
「それよりも薫を助けないと!」
「確かに…これはヤバそうな雰囲気ですね。先輩方、薫さんから離れて下さい」
準は相手を見据えるように見た
「なんだてめー。引っ込んでろ!」
男子相手には殺気出せるんですね、男子C
そして早足で準に近づき、足で突き飛ばした
足は準の太もも辺りに当たり、準は尻餅をつくように倒れた
「準くんっ!!」
「準!!」
薫は狼の包囲網から脱出し、準の側にいる
新も準の側に寄った
「痛たた…」
準は、頭の後ろを掻くようにしながら立ち上がった
よく見ると、右肘を怪我している
「大丈夫か?」
「うん。かすり傷だし大丈夫だよ」
左手で右肘を支える形で、準は少し血が出ている傷を見ている
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