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「ひどい」
低い声で一言少女は言い、立ち上がった
少しずつ男子達に近づき、恐ろしい笑顔でいった
「ごめんなさいは?」
冷や汗を出しながら、反論した
「なっなんだよ」
「横から割り込んできた奴らが悪いんだろ!」
男子B、Dがそういった瞬間、男子Dは空中を飛んでいた
「「「「「え…」」」」」
新、準、男子B、C、Eは思わず声を出した
その視線の先では、背負い投げされた男子Dが倒れている
その側で180㎝はあった男子Dを、倒した張本人(150㎝位)が立っている
「相手にね~、怪我さしたんだから、ごめんなさいって言わなきゃ駄目で…しょ?」
人差し指を立てて言ってる姿は可愛い
でも、投げ飛ばしたよね?
「君たちも同罪だよ~?」
くるっと回ってにこやかに男子達にいった
「「「ぎゃああぁ」」」
狼達の断末魔は闇に吸い込まれていった
次の日の朝、高等部の寮の裏で三年生五人がのびているのが発見されたそうだ
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