510人が本棚に入れています
本棚に追加
「え、その、あの・・・」
そうは言ってみたが、なにせ相手はぢょしこーせー。
しかも黒髪ショートでロリ顔、出るトコでてるのに全体的に引き締まった、すらりとしたバディ。
まさに俺の、ストライク・ゾーンど真ん中。
そんな娘が、必死に目を潤ませ、俺の次の一句を待っている。
俺は頭を必死にフル回転させ、そして、自分でも信じられないセリフを、口から吐いていた。
「・・・わかった。何とかしてみるよ。一応球界にはツテがあるしな」
その瞬間、彼女の顔が、ぱぁっと明るくなった。
「うわぁ!ありがとう!あたし、プロ野球選手になるためならどんなことでもします!」
最初のコメントを投稿しよう!