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シルキはスーラに手をひかれてやってきた場所は城外見た門と同じぐらいのでかさをもつ門の前だった。
「またでかい門だ……」
「そうですね…こんなにでかい門を開門するとき大変そうですね…」
「ところでスーラ?」
「なんですか?」
「どこから入ればいいのかな?」
「………どこでしょうね…とりあえずこのでかい門じゃないでしょうし…」
スーラは辺りを見回すがあたりにあるのはでかい門とそれと同等の城壁が建っているだけである。
「弱りましたね…ん?、あれは小屋?」
スーラは門の下の方に小さい小屋のような建物を見つけた。小屋はとても小さくて門と比べるとまったく気がづくことができないほど目立っていない。
「なるほど…シルキ様あの小屋に行きましょう。」
「小屋?…あっ、本当だ。全然気がつかなかった…」
スーラが再びシルキの手を掴み歩き出した。
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