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「ねぇ、もしさぁ、明日地球が滅びるとしたらどうするぅ?」
駅のホーム。
俺と同じく電車を待つ女子高生が隣の女子高生に聞いていた。
さすが都会。
九州よりスカート丈が短い。
「えぇ~明日ぁ??めっちゃ急じゃん!!ユキならどうするの~??」
語尾を延ばしながら質問を最初にした子に質問を振る。
「決まってんじゃん。タケシと一緒に過ごす。」
そのとき電車の到着のアナウンスが鳴り響き、俺は腕時計を見て時間を確かめた。
約束の時間にはこの電車に乗れば間に合いそうだ。
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