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ジィ「3つ?それは?」 ジィは首をかしげた。セトは大きなため息をするとその3つの問題を提起した。 セト「1つ目は下界に下りることができるのは1人のみだということ。 2つ目は下界には行く当てがないこと。 3つ目は魔力の関係。の3点だ。」 問題は少ないとはいえない。しかし今はそんなことを言っている暇はない。 ジィ「セト様が下界に下りられてもジィらは処刑されるでしょう。少なくともジィはこの世界に行き、セト様に仕えることができた。それだけで満足ですじゃ。」 ジィは明るい顔をしてセトに微笑む。 セト「ジィ・・・」 ジィ「行く当てなど降り立った所でそこらの人間に世話になるといいですし、魔力の問題は残りますが契約さえ行えばどうとでもなるでしょう。」 さすが長寿の知恵といったところだろう。セトが提起した問題を全て解決した。 セト「わかった。下界に下りるとしよう。」 セトは決意を固めジィに言った。
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