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セト「俺は今から下界に下る。お前らはバアルに処刑されるだろう。だが俺はお前らを忘れはしない。だからお前らも胸を張ってくれ。」 セトの演説にすすり泣く声が聞こえてきたがセトは一人一人の顔を目に焼き付けようとした。 その時、セトの足元に魔方陣が浮かび上がり青白くセトを照らす。 ジィ「このジィ最後の贈り物ですじゃ!受け取ってくだされ!!」 一気に光を増す魔方陣の中に吸い込まれるセト。 セト「あり・・・と・・・な・・・こ・・・な・・・バ・・・で・・・」 その言葉を最後にセトは姿を消した。それと同時に魔界宮の壁が壊されバアル反乱軍がなだれ込んできた。 ジィたちは戦おうともせず潔い最後を遂げた。
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