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高校を卒業した〔It's〕5人は、長瀬の音楽事務所に所属することにより、仕事の幅も広がっていく。
一美→ソロ
裕二→他のバンドへも参加
類二→アレンジ提供
浩市→ラジオ
光洋→ファッション界参入
マネージャー高林の負担は、裕二が分担したりする。
3月上旬のスタジオ
裕二「ちーっす!」
浩市「こんにちは!」
類二「裕二さん。大学行くかも?って話、どうなったんですか?」
裕二「ああ、無くなったよ。幸妃さんが行けなくなったから、オレも×。」
類二「つまんないですね。」
裕二「つまらなくないよ。元々、行く気なかったし。」
一美「行っても、幸妃ちゃんに見とれちゃって、身に入んないだろ?いつかみたいに(笑)」
裕二「あり得る(笑)」
浩市「あれはどうなったんです?イギリスかどっかのバンドに声かけられたとかって?」
裕二「断ったよ。」
一美「勿体ない!」
裕二「だって、幸妃さんを一人置いていけないもん。向こうも『気が向いたら来い』って言ってるし?」
類二「すごいですね!」
一美「その後、幸妃ちゃんどうよ?退院したんだろ?」
裕二「ん。長瀬さんの所で世話になってるよ。」
類二「元気ですか?」
裕二「ぼちぼちね。」
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