ぼく病気なの

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慌てて服を羽織り 皺だらけになったワンピースを整えた お母様がほどなく戻られ、ご挨拶をすませると ほっとしたアキが、実家に泊まるように勧める 可愛い息子を取られ、迷惑そうな顔をしている母親を見るのは、もう辛く、ちかくのビジネスホテルに送って貰った 部屋に入ろうとするアキを押しとどめて おやすみのキスだけで母親のもとに返した 翌日迎えに来て貰い自宅への帰路についた もうすぐ自宅につきそうなとき、アキの様子がおかしくなった 疲労がたたったのか具合が悪いようだった バイパス沿いのラブホテルで急遽休む事にした 部屋に入り、アキは服を全て脱ぎ、ベッドに倒れ込んで眠った 私はというと、彼の服を畳むと、後はする事もなく本のページを送っていた
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