8658人が本棚に入れています
本棚に追加
“お前が欲しかったのって…
これ?”
輝(ひかる)はそうつぶやくと、アヤの腕を引き寄せ、その広い胸でアヤの華奢な身体を包み込んだ。
“やだ…離して!”
言葉とは裏腹に、アヤの身体は徐々に熱を帯びていく。
輝の心音が頬を通じて伝わり、その音は、すでに爆発しそうなアヤの心音をさらに早めた。
“…うそつき。
欲しいくせに…”
吐息交じりにアヤの耳元でつぶやく輝。
そしてとうとう…
2人の唇は深く深く交わった。
最初のコメントを投稿しよう!