act.2
3/5
読書設定
目次
前へ
/
12ページ
次へ
平日昼過ぎの公園は、人がいなくてやけにがらんとしていた。 俺はどさりとベンチに腰を掛ける。何も考えたくなかった。 はーーーっと息をついてから、空を見上げる。 相変わらず綺麗な空だ。 青くて、何処までも澄んでいて本当に綺麗。 このまま、この空に溶けてしまえたらどれだけ楽だろう。 頬に温かい何かを感じる。 それが涙だと分かるのに、そう時間はかからなかった。
/
12ページ
最初のコメントを投稿しよう!
66人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!