プロローグ

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魔族は斧でアレスに襲い掛かった。 「ちっ。」 アレスはバックステップでギリギリで避ける。それを見て魔族は笑みを浮かべる。 「ほう。これを避けるか。だが、甘い。」 魔族は斧を持っていない方の手でパンチを放ち、アレスはもろにくらった。 「ぐぁぁ!っ!?」 しかしアレスの体はい飛ぶ事はなく、つの間にか斧を離していた魔族の手に捕まれていた。 「ふははははは。」 魔族は連続攻撃を放つ。アレスは成す術なくやられていた。 「ぐおぁ……あ…あ………」 魔族が手を離すとアレスは力なく倒れた。 「ふふふ。悔しかったら自分に眠る力を使えばどうだ?それとも、親を殺してみれば発揮できるか……?」 「なっ…!?や…止め…ろ………」 しかし、アレスの声は届かなかった。
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