5702人が本棚に入れています
本棚に追加
魔族は頭の角でカレンを串刺しにしたのだ。
「う……あ………」
「カレン…!」
「ふん。」
魔族は頭を振ってカレンを吹っ飛ばした。
カレンは…即死していた。
「お母さん……!ぐっ!」
アレスは立ち上がろうとするが、すぐに片膝をつく。しかし、眼光は鋭く魔族を突き刺していた。
「ほう、いい目だ。憎悪に染まっている。」
「…許さない…貴様だけは…絶対に許さないぞ…!…殺してやる………!!」
その時、アレスの頭の中に何かが語りかけてきた。
「―力が欲しいか?ならば封印を解いてやろう―」
アレスをどす黒い光が包み込む。
「!?アレス……?」
「何だ!?何が起きている!?」
ドグマと魔族は突然の出来事に困惑していた。
最初のコメントを投稿しよう!