プロローグ

11/16
前へ
/50ページ
次へ
魔族は頭の角でカレンを串刺しにしたのだ。 「う……あ………」 「カレン…!」 「ふん。」 魔族は頭を振ってカレンを吹っ飛ばした。 カレンは…即死していた。 「お母さん……!ぐっ!」 アレスは立ち上がろうとするが、すぐに片膝をつく。しかし、眼光は鋭く魔族を突き刺していた。 「ほう、いい目だ。憎悪に染まっている。」 「…許さない…貴様だけは…絶対に許さないぞ…!…殺してやる………!!」 その時、アレスの頭の中に何かが語りかけてきた。 「―力が欲しいか?ならば封印を解いてやろう―」 アレスをどす黒い光が包み込む。 「!?アレス……?」 「何だ!?何が起きている!?」 ドグマと魔族は突然の出来事に困惑していた。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5702人が本棚に入れています
本棚に追加