プロローグ

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「本当………?」 「うん。本当だよ。それまではお兄ちゃんがお前を守ってあげるからね。」 「うん!お兄ちゃん大好き!!」 ルピアは泣き止み、笑顔になった。 「よしよし。それじゃあ、何して遊ぼうか?」 「ルピアね、公園でブランコしたい。」 「よぉし、じゃあ行こうか。」 「うん!」 2人は手を繋ぎ、公園へと歩いて行った。 公園に着くと、ルピアは早速ブランコに乗った。 「押してあげるよ。」 アレスはブランコに座って乗るルピアの背中を押してあげた。ルピアはどんどんと勢いをつけ、一気に高く漕いだ。 「楽しいかいルピア?」 「うん!高い高い!あっお兄ちゃんお家が見えるよ!あれ?お家から煙が出てる。」 その時だった。 ドガーーーーーン!!!!!
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