その男、神野 鳴

22/25
前へ
/303ページ
次へ
紘介「楽しかった~!!」 鳴「ホントだな~!!もちっとやりたかった!」 紘介「つか、エルボ-パスはマジでビビッた!!ナイスキャッチおれッ!!笑」 鳴「マジナイスキャッチ!!助かったさ!!」 おれたちが騒いでいると絵美と侑香里が飛びついてきた。 絵美・侑香里 「~~~~~ッ!!!」 泣きじゃくる2人 絵美「ず・ずごがっだよ゛~!!ズズッ 顔大丈夫!?ぎずだら゛げぇぇ」 侑香里「心配したんだぞッ!!グスッ そんな体で~!!」 おれと紘介は2人をなだめた。 紘介「だ~いじょぶだって!!勝ったし!!」 鳴「よしよし~泣き虫だなぁ、2人とも!!笑」 おれはそ-言って頭をなでた。 絵美「髪ぐしゃぐしゃ~ッ!!笑」 4人で騒いでいると、立ち尽くしていた3年が口を開く。 3年A「…おれらの負けだ。すきなよ-にしろよ…」 ――戦意喪失 鳴「……おれらの勝ち、あんたらの負け、いい勝負だった!!他になんもいらないよ」 3年AB「……!」 そして3年2人は恥ずかしそ-な顔をしながら体育館をあとにした。
/303ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2766人が本棚に入れています
本棚に追加