プロローグ(二人の英雄)

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地獄渓谷内部 銀と光は地獄渓谷に足を踏み入れ、黒い甲殻に覆われた龍を見つけた 銀「なぁ光、龍って喋れたっけ!?」 光「喋らないはずだけど実際あそこで喋ってるしな」 送「何でだと思う?」 銀「そりゃ~、神龍の部類はわかってることの方が少ないんだから言葉を話しても...ってこいついつの間に後ろに来たんだ!?」 送「気にするな、おぬしの考えはあっておるぞ、神龍や神獣は人間の言葉を喋ることができる、まぁこの情報も学者に知られることはない『ダークフレア』」 今まで目の前にいたはずの龍が後ろに現れ、黒い火の玉が銀と光へ降り注ぐ。 銀(おいおいマジかよ!!) 光(気配は消せる上に、こんな術まで、マジでヤバい!!) 銀達は火の玉を避けたが着弾した場所の岩や地面が溶けてえぐれていた。 銀「光あれやるから、援護よろしく!!」 光「了解『陽光波斬』」 銀は愛用の太刀〔黒刀[妖牙]〕を構え、勢い良く走り出す。 光も愛用の双剣〔双炎刀「影星」〕を構え光の斬撃を送獄の覇王龍に飛ばす 送「何か策があるのか、面白い受けて立とう」 『陽光波斬』を浴びながら平然と言い放つ 光「上級魔法なのに効いてないのか」 銀「気にすんな、続けろ」 光「あぁ」 走りながら銀が叫ぶ 銀(あれが効かないとなると俺のあの技も効くかわかんねぇ、一か八かやってみるっきゃないみたいだな) 走りながら考える 光(全然援護出来てねぇ、なんとか奴にダメージを与えたいんだが...そうだ、あれに改良を加えれば、危険な駆けだけどやるしかない) 光「『蒼炎光飛龍斬』」 光が影星を振ると青白い炎に包まれた龍の様な斬撃が飛び、銀を追い抜き送獄の覇王龍に直撃 送獄の覇王龍の甲殻に皹が入った。 送「何ッ!?」 銀「驚いてる暇はねぇよ!!『黒龍波斬』」 銀の振った太刀から黒い龍の様な形の斬撃が飛び送獄の覇王龍の皹の入った甲殻に当たる。 そして 送「ヴガァァァ」 と叫びをあげ後ろの壁まで吹っ飛んだ。
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