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「ほら、ここがお前の部屋だ!」
男はそう言って翔希を部屋に投げた。
「うっ!」
地面に叩きつけられ、翔希はうずくまった。
「何が翔希だ。只の疫病神じゃねぇか」
それだけ言うとドアを閉めて去っていった。
「ここが僕の部屋…?」
部屋を見渡すと、物置みたいに散らかって、埃が立っていた。
「ゲホッ…ゲホッ
とりあえず寝よう」
埃まみれの部屋で翔希は眠りについた。
「起きろ!クソガキ!」
「あぐっ!」
男はいきなり翔希を蹴り起こした。
「ゲホッゲホッ」
むせている翔希に男は足で踏みつける
「ぐぅ!」
「サンドバッグにはなりそうだな」
男はそれだけ言うと翔希に暴力を始めた。
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