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あれから1週間。毎日虐待が待っている。
翔希は生気を失いつつあった。
「お母さんの所に逝きたい」
小学2年生で自殺を考えるようになった。
しかし、うまくはいかず毎日虐待される日々、その内に翔希は表情を変えなくなった。
その日々が中学三年まで続いた。
「………出よう」
翔希は15歳になり、遠目の高校に受かった。
そして、この日の為に出るための事を考えていた。
そしてこの日、親の保険金の通帳を男の家から持ち出し、出た。
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