プロローグ

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ある朝…一人の少年が目を覚ます。 「もう朝か…準備しよう」 そう言って準備をしている少年…樟葉翔希。 希望に翔んでいくと言う意味らしいが翔希にはその言葉の意味が無くなった。 「おはよう。母さん…父さん」 挨拶をして、翔希は仏壇に手を合わす。 翔希の両親はこの世に居ない。 ある事故に巻き込まれて。 「今日もいい天気だよ。だから、心配しなくても大丈夫だからね…僕は今日から高校生なんだから」 そう言って僕は昔を思い出す。 そう…あれは今から8年前…
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