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「あなた!横から来てるわ!」 母親は横を見て焦っている。赤信号なのに、猛スピードで走ってきている。 「なんだって!?」 父親は直ぐに横を見るが遅かった。 ガシャン!バリバリ! 「あ…れ?僕寝ちゃったんだ。 ねぇ、どうした…の?」 翔希は前を見て恐怖を覚えた。 前には血が飛び交っており、二人は前でグッタリしている。 翔希は奇跡的に頭を打って気絶しただけだった。 「お母…さん?お父…さん?」 あまりに突然の事だったため、翔希は理解仕切れなかった。 「お父さん、早く行かないと遊園地閉まっちゃうよ?」 翔希は父親に喋り掛けるが反応はない。 その時、外から声が聞こえた。
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