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制服に着替えて朝ご飯をしっかり食べて、自室に戻って佑菜のノートを持って佑菜の待っている玄関に走っていった。
「待たせてごめんね。あとノートありがとう」
「大丈夫よ。いつもいつも」
痛い所突きやがってと思うが口には出さない。
「シュウってまだ古武術やってるんだっけ?」
自転車に乗り、後ろに佑菜を乗せて通学路を走っていると佑菜が問いかけてきた。
「やってるよ!早く一人前にならなきゃいけないからね」
「そう。天国にいるおじさんも喜んでるかな?」
「う~ん。多分怒ってるよ」
苦笑いしながら通学路を颯爽と走る。
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