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「わかった。じゃあ朱雀を持って行くね」 「はいよ。気をつけてね。いってらっしゃい」 俺は笑顔で応えると母さんも笑顔で応えてくれた。 それから食料を詰め込んだリュックサックを背負って左手に朱雀を右腰に木刀を刺して部屋に向かう。 「準備出来たから行こう」 部屋に着いてドキドキとワクワクが止まらない。 不安は全然してない。 俺は古武術の師範の息子だから。
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