世の中

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「誰かしら?」 「俺が出てくるよ」 母さんにそう言って玄関に小走りで行く 「は~い!どなた様ですか?」 ドア越しから声が聞こえた。 「シュウね!?開けなさい!」 あいつか… そんな事を思いながらガチャリとドアを開ける。 そこには隣の家の長女で街に出掛けるとほぼ確実に芸能にスカウトされる美貌を持ち、身長は俺より23㎝低い157㎝の『東灘 佑菜』が仁王立ちで立っていた。
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