━始まり━

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直也君は、   「マジ? めっちゃ最高♪」   その反応に笑っていると、   「沙織さん… 関西の人なん?」   拓也君が初めて話し掛けてきた。   「え?なんで?」   「なんでて… 関西弁やったから…さっき。」   「あ… 私、兵庫県生まれの東京育ちなの」   二人につられて出た関西弁に少し恥ずかしがりながら答えた。   「へぇ~ 俺らも兵庫やで?」   ますます親近感がわき、その後終電まで楽しく飲んだ。
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