私と君。

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約束どうり彼女は今日も歌っていた。 その次の日も次の日も一週間ぐらいだっただろうか、オレは毎日彼女のところへ通い続けた。 そんなオレに彼女は…「いつも来てくれてありがとう(^-^)」と微笑んでくれた。 オレはというと恥ずかしがってばかりでいまだ彼女とまともに話せずにいた。 彼女の歌が始まった。いつも同じ歌だが、ぜんぜん飽きはこず、むしろより引き込まれような気がした…。 相変わらず周りは誰もいず、オレと彼女二人っきり…速足にオレの後ろを通り過ぎていく 誰も止まってはくれないこんなに彼女は歌が上手いのに……。 そんなことを考えながら聴いていると彼女の歌は終わった。 彼女はせっせと帰るしたくをしていた。 『ねぇ、この歌の名前なんていうの?』 オレ口からこんな言葉がでてきた。 彼女は少しびっくりしていた。 当たり前だ言った本人つまりオレさえ自分の言ったことにびっくりしている。💦 彼女は少し間をおくと優しく言った。 「やっと、話してくれた私待ってたんだよ。」とニッコリ笑った。 「んっ!これネ、(私)って名前なの。」 なんでそんな名前なのかと聞くと彼女はこう答えた。 「だって、私から生まれた歌だもん…だから(私)なの。」と照れくさそうに笑った。 そのままだけどオレにはとてもいい名前に思えた。 「あっ‼私そろそろ帰らなきゃ💦」 彼女がこういうときはきまって9時だった。 「じゃあーね、また明日」オレは照れて『また明日』と手をあげた
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