ヒトキリの日々

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「緋村、唸ってたぜ?なんかあったか?」 「いえ…特にありませんよ」 「なら良いがよ。」 わかっている…。俺がやっていることは、殺された人々やその親族にとって苦痛、そして悲痛にしかならない。でも…でも今は…。 この自分の汚れた血刀が築き上げた未来に、全ての人々が幸せになれる時代がくるのなら…。 「人を斬り続ける…」 「緋村?今日なんかおかしいぜ?なんかあったんじゃ…」「いや…」 「そうか…?」
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