クラス替え…性別替え…

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今日から一年間、男子は女子として、女子は男子として生活してもらいます… なお生活のしかたとして、同じ学年…そうこの中の異性の誰かとして入れ替わってもらいます… 入れ替える相手の異性は、もめますので先生達で決めました… それは君達が座っている机の上に置いてある封筒に書いてあります。 今日からはまず異性の生活のしかたについて勉強してもらいます… では封筒を開けなさい。 オレはおそるおそる開けてみた。 こう書いてある。 『貴方は貴女として、2年B組女子出席番号12番 須藤 麻衣子 女子生徒として一年間本校にて勉学に励んで下さい。』 誰か分からないが、オレは須藤 麻衣子として生活するらしい… 『後ろには入学時の履歴書と最近のデータが書いてあります。これを覚え異性になりきって下さい。』 『では、その封筒についている番号が、入れ替わる相手の部屋番号だ!それぞれ部屋にもどり服を着替えて、 男子は女子として3階の河の間 女子は男子として2階の陸の間に集合!』 皆逆らえないと思ったのか…小声で話しながら移動を開始した。 とはいえオレは女の子になってみたいと思っていたので、実は嬉しかった…スカートがはける… 楽しみでしかたなかった。 3階は女子が宿泊する階だ…350へ向かう…するともう4人入っていた。それぞれ壁に女子の制服がかけてあり、側には、須藤 麻衣子様と麻衣子さん本人の私物が集めて置いてあった。 よくみると制服も本人のようだ。 制服は皆学校のロッカーに置きジャージに着替えた来たはずだがここにある… 『なあ着るしかないのかなあ…』一人が口を開く… 『なんとかならね~のなかあ…』 『無理だぜ…だってさっきなぐられたヤツ、顔面陥没だって……良く見れば先生じゃないヤツいっぱいいるし…政府のヤツかなあ…』 皆後ろ向きになっているがオレは早く制服が着てみたかったので、『しかたないだろ!とりあえず女を演じてるしかね~よ~』 『…そうだな』 『あぁ…』みな重たい腰をあげ制服に手をかけた。
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